随分寒くなって来ました。急に季節が進んだので体調がすぐれない方もおられるのでは?最後の模擬試験まで評価が出ずに焦っていませんか?カウントダウンは進む、過去問を解いても思うような点数が取れない。どうすれば良いのか?
この記事を読めば、直前期の不安な状況の下、
、モチベーションを維持し、乗り切る事が出来るヒントを得る事が出来ます。

焦り 不安からの解放
最後の模擬試験も終わり、暫くすればいよいよ出願と言う時期です。次の試験が本番だったりします。秋以降皆が頑張るので、相対評価の為になかなか思うような成績を得る事が出来ません。客観的に自分の成績が伸びている事を確認出来ないので、安心できないのです。自分の中で焦りや不安が増幅し、場合によってはコントロール不可能になりかねません。

不安を除去するには
不思議なもので、人間は周りの人皆がやっている事が一番安心出来るのです。
高校受験を例に挙げると、我が国では殆どの人が高校に進学します。その為高校受験自体は一般的には当然の事として捉えられます。
こういう状況になれば、自分だけ特別にやらされているという考えには至りにくい筈です。 現状が当たり前なんだと認識させるのです。表現として微妙ですが、こういう認識が有れば焦りやイヤイヤ感を除去する事が可能になります。

着眼点を変える
不安を払拭するのに有効な方法は?
そもそも視野が狭くなっている状態が事実上不安を増幅させているのです。視野を広げるのに有効な対策は有るのでしょうか?
即効性があり、かつ再現性が高い方法が有ります。受験する学校の説明会や見学会に参加する事です。但し、直前期はこれらの機会が減ります。代替案が必要になります。代替案を模索してみましょう。
塾迄徒歩で通うとか、簡単なジョギングを取り入れるとかです。受験生は運動不足になりがちです。コロナ禍以降、体を動かす機会はかなり減っています。普段と違う形で体を動かすだけでもリフレッシュになります。普段と違う場所、時間帯がポイントです。

親が取るべき対処法
では、親が対処する事は出来るのでしょうか?
具体的には以下が考えうる方策になります。
1 先ず本人の話を聞いてあげる
ストレスは徐々に溜め込まれていくものです。基本的にはこまめに発散させる事により、不安の原因となる要因を除去出来るのです。
初期段階の場合から、比較的重度の場合迄聞き方こそ異なるが殆どの場合に有効な手法。
2 負担を取り除きながら、方針を決定する
一連の流れを確認して、今後の方針を決定します。軽度の場合は話の中で、子供と一緒に今後の方針を決めます。重度の場合は直ぐに方針は決めません。様子を見てから決めます。
3 適度に体を動かす機会を設ける
コロナ禍以降、以前にも増して体を動かす機会が少なくなっています。やはり、受験期は体を動かす機会が減ります。その為、体を動かすのはリフレッシュには非常に有効です。
4 睡眠時間をしっかり確保する
睡眠は全ての基本です。睡眠不足は、体調不良の原因です。適度な睡眠時間を確保する事により、勉強のパフォーマンスが大きく向上します。全ての基本は睡眠です。
やはり基本は1の話を聞いてあげるです。本人も言語化する事により冷静に状況を把握出来るので、焦りを回避する事が出来ます。
また、3や4はペース維持、体調回復、改善に有意義です。
そういう意味からすれば、1をベースにして、3と4を加味するのがオススメです。

まとめ
人間は弱く脆い一面が有ります。
一般的に有効とされるモチベ維持の手法である志望校の見学会や説明会に参加する や 現在の自分より少し高い所をターゲットに勉強を進める事により、やる気がアップする効果が期待出来ます。しかし、これらは直前期以前の話です。今となっては、説明会も終了していたり、じっくり構えている時間は有りません。カウントダウンは始まっています。現状では親が取るべき対処法のアプローチを用いて調整するのが有効だと考えられます。
受験はメンタル戦と言う側面も有ります。二人三脚で適度のサポートが無いと厳しいです。
今回の話題が少しでもお役に立てれば幸いです。頑張って直前期を乗り越えて下さい。
