焦りは禁物

 今年は例年より早い梅雨入りです。例年5月20日頃は梅雨入り前、束の間の晴天が有りますが今年は少し違いました。急な気候の変化に体がついてこない方も少なくないでしょう。月並みですが、体を動かす事が有用です。コロナ渦の現在、手軽なのは「散歩」です。季節の移ろいを感じながら自分のペースで歩いてみませんか?個人的にはオススメです。

 時期的には、もうそろそろ「焦り」が出て、不安が増幅するころです。今回は焦りに関して考えてみました。

・目先の話

 最近テレワークが広がっているようで、朝の通勤電車ではサラリーマンとおぼしき方が明らかに減っています。一方で学生はあまり変わらないです。

 ここ暫く、学生さんが電車で一生懸命勉強しています。テキストを読んだり、問題を解いたり、一番多いのは管理人があまりオススメしない赤セルを使って、単語や暗記事項を丸暗記です。中間テスト期間だからでしょう。

 中間テストは範囲も決まっており、やれば取れると言うのが相場とされています。そこで図らすも予想外の出来なら・・。本人はもとより親も焦りますよね。

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・ターゲット

 勿論、中間テストでそれなりの成績を残す事は重要です。とりわけ公立志望なら尚更です。  しかし、皆さんの究極の目的は定期テストを好成績でクリアですか?多くの方にとっては、あくまで中間目標であり、究極の目標は、志望校ひいてはチャレンジ校合格の筈です。

・問題点

 殆どの方がこの認識は潜在的に持っています。しかし、近視眼的に目先の成果に捕らわれてしまいます。勿論、反省、補強、計画の変更は重要です。問題は、「木を見て森を見ず」細部を全体に反映させるような取り組みをしない事です。

・対策

 問題点についてはよく解っている。では、どうすれば良いのか?

 拍子抜けかも知れませんが、目先のハードルについては各々の状況にあわせて準備をして、出てきた結果を受け止め、出来なかった所はしっかり復習、補強する。その内容を必要に応じて長期計画に反映させる。中間テスト、期末テスト、模擬テストという目先の成果に捕らわれないようにする。

 実はこれが難しい。とりわけ親にとって。

 少し脱線しますが、管理人の知人にお子さんが、超進学校に英語型で入学した方がいます。英語にウェイトを置いていた事もあり、六年になる頃の模擬試験では、滑り止めで合格した学校さえ、イマイチの評価だったようです。しかし、知人は「志望校の過去問」を分析して、方針は間違っていないと認識して、上記に近い方針、方法で最終的には合格を勝ち取りました。

 上記は一つの考え方、サンプルです。各自の状況にあわせてアレンジして活用して頂ければ幸いです。

今回の話題が少しでもお役に立てれば幸いです。では。🌸

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