【中学生、高校生必見】どうする英語克服法

もうすぐ夏休みです。そろそろ期末試験も終わり、結果が手元に戻ってくる頃でしょう。

試験の結果はどうでしたか?一学期の中間試験はまあまあだったけど、期末になった段階で急に点数が取れなくなってしまったと言う方はいませんか?特に、英語に関してはその傾向が顕著です。

とりわけ、中学1年生の最初の中間試験はご祝儀相場的な意味合いが有るので、見方によってはある意味、想定の範囲内なのです。

その結果を受けて、親子共に慌ててませんか?反省、振り返り、再検討は必要です。しかし、単に結果のみを見て想定外の結果に慌てふためいていませんか?

塾に通った方が良いの?塾を変えた方が良いの?英語に力を入れた方が良いの?どうすれば良いの?

この記事を読めば、新年度に入って英語に思いの外苦戦中の方がどうすれば、現状を打開できるのかが分かります。

英語型を軸に据えた二度の中学受験を経験した管理人が分かりやすく解説します。

英語と言う科目の特性

一般的に試験、とりわけ、学校の定期試験は授業で学んだ内容をしっかり理解して、課題となる問題が解ければ大丈夫です。暗記中心の科目、社会なら教科書の内容がしっかり定着出来ればかなりの高得点が期待出来ます。比較的勉強もしやすく、取り組みやすいので真面目に取り組むだけです。

では、英語はいわゆる暗記系科目とは異なります。どうでしょうか?

英語は、読む力、聞く力、書く力、話す力と言う4つの力を向上させるようにカリキュラムが組まれ、指導されています。その為、暗記系科目のように、教科書の内容を理解しただけではなかなか対処するのは難しいのです。教科書的な勉強をしっかりすれば、読む力と書く力は伸ばせますが、それもままなりません。

その上、聞く力と話す力は学校や塾のレギュラー授業だけでは時間的な制約があり、なかなか対処するのは難しいのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

授業の罠

通常の授業は、1人の先生が30人から40人程度の生徒に対して講義をします。大多数の学校がこのスタイルを採用しています。一部私立中高においては、習熟度別の少人数制やネイティブと日本人教師のチームでの授業が行われていますが、一般的ではありません。

通常の授業では、限られた時間内に、定められた内容をレクチャーする事になっています。

中1位なら学ぶ内容も限られていて、やり方次第でコツコツ継続出来る子なら十分ついてこれるかも知れません。

しかし、学生が進むにつれ、学習する内容も増えて、学ぶ内容も積み上げが前提となる為に内容自体が複雑になります。社会のように、切りの良い所から手を付けて、手付かずの部分は後から手を付けると言う方策は取りにくいです。

更に、学習指導要綱の改定が非常に大きいです。小学校から、形を変えて英語が始まります。小学校で学んだ内容はやった事になり、それを前提に中学では授業が行われます。小学校で学んだ内容が定着していないと、積み上げられません。中学では更に学ぶ内容自体増えます。その結果、時期はまちまちでは有りますが、ついていけない子が後を絶ちません。

英語で伸ばすべき4つの技能とは

英語で伸ばすべき4技能とは、聞く力、読む力、話す力、書く力です。学校や塾のレギュラー授業だけで、限られた時間内にこれだけの能力を身に付けるのは難しいのです。

通常の授業では、読む力(読解力)、書く力(記述力)についてはやり方次第で上げる事は可能です。しかし、過去からの積み上げが前提になっています。

限られた時間内で、体裁を整える為に話す力、聞く力らしき事もやっていますが、時間内の詰め合わせではなかなか身に付けるのは難しいのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

項目毎に対策を考えます。

1 読む力・書く力

従来からの授業では、教科書を使って一定のテーマを持った文章を使って文法も含めて説明します。授業では、一通りの説明がなされます。

では、通常の授業をしっかり受けて復習すれば、大丈夫なのでしょうか?

文法も積み上げです。前提知識が曖昧では、訳が分からなくなります。また、語彙が余りにも少ないと、解釈する際にも何の事やらさっぱり分からない状態に至ってしまいます。そういう観点からは、やはり最低限の知識は必要です。

仮に、今回の期末試験で想定外の結果にと言う方は、前回中間試験以降の内容をしっかり確認しましょう。ポイントは曖昧な知識は何度も反復し定着させる事です。

学校や塾のテキストと相性の悪い方は、それに代わるテキストや問題集、授業を選びます。これなら続けられると言うものを選び、先ずは夏休みの終わり迄対象箇所を複数回繰り返します。

夏休みの宿題や一学期の復習も、ここで得た知識を前提に確実に潰します。

2  聞く力、話す力

従来からの授業では、時間内にこの力を伸ばすのは、なかなか難しいです。時間は限られていて、文法、文章解釈、語彙の解説をする必要が有ります。それだけで時間が足りない位です。

仮に授業で十分時間を確保出来たとしても、実際に演習と言う形で自分で繰り返す必要が有ります。どうすれば良いのでしょうか?

授業や塾でリスニングや話す機会が多めにある場合は、それを活用します。

では、無い場合はどうすれば良いのでしょうか?

ラジオの英会話やオンライン英会話、オンライン英検塾等から続けられるものを継続して活用してみましょう。オンラインスクールは利用の仕方次第で有効です。

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英語に限った事では有りませんが、学習では反復が重要です。ラジオ英会話は1日に複数回放送されており、同じ内容を複数回復習出来ます。オンライン塾も同様に同じ内容で何度か復習が出来ます。ラジオは時間が決まっていますが、オンライン塾は時間的に自由が効く事が多いです。聞く力、話す力は短時間でも毎日反復をオススメします。英語の勉強ではどうしても、読解力を中心に配分されるため、手持ち時間と相談して時間配分をしましょう。

成功者の真実

前日、英検1級取得された方の話を耳にする機会が有りました。

学生時代に英検一級取得を目指すも、倍率に怯え諦めた。紆余曲折を経て、心機一転チャレンジした。主婦になってから、改めてスタートしたのです。その方が3級から準1級取得迄に次のような事をやったのです。

① NHK 英会話を毎日15分聞く

② シャドーイング

③ 朝起きてから英語で独り言を言う

④ 準1級の面接問題を音読する

⑤ 日本語を見て英語に直す練習をする

と言うものでした。

①②は継続する事が出来れば、後は習慣です。③の代わりに日常会話で簡単な事を英語で表現するでも同じ事です。

④の代わりに、三級の面接問題や、学校で配布された資料、オンライン英会話、塾、英検等の資料、テキスト等を用いてでも同じ事です。

これを聞いてどう思われましたか?拍子抜けした方はいませんか?

準1級や1級と言うと、かなりしっかりした内容と言うか、かなりの量、難易度の高い内容をこなす必要が有ると思っていませんでしたか?

中学受験、高校受験でも、超難関校、難関校合格者でも、標準前後の合格者や英語型の合格者は、意外に標準的な内容をしっかり押さえて、難問やレベルの高い内容は限定的にしか扱っていません。捨てている方もそこそこいたりします。

先ずは基礎的な内容をしっかり継続し、基礎を自分のものにして、標準的な内容を自分で使えるように、何度も反復するのが大切です。

英語を征するには

英語を征する者は、受験を征すると言います。これは、ある意味正しいですが、見方によっては不正確であると言う側面も有ります。

入試は総合点で決まるので、英語がぶっちぎりで、あとの科目がそれなりなら難関校や超難関校はなかなか厳しいかも知れません。英語重視型なら可能性は有りますが・・

しかし、英語がネックなら克服にそれ相当の時間が必要になります。英語無しで入試を乗り切る事は非常に困難です。仮に、乗り切れても全く英語に関わらずと言うのは考えにくいです。

英語は全てでは無いが必要不可欠です。その為、少なくとも苦手ではないようにもっていく必要が有ります。

英語克服には何が必要なのか?

読む力、書く力に関しては、

テキスト等の復習、文法の曖昧な知識は定着するまで何度も復習する。語彙も、基本的な単語やイディオムは何度も復習し定着させる。

聞く力、話す力に関しては、

塾や学校で話す機会が有ればそれを活用します。無ければラジオ英会話、オンライン塾、英会話、英検塾等を活用して、継続する。

オンライン英会話のウィリーズ英語塾

これらは、継続的に利用出来るのでどなたにもオススメです。

成功者も難しい事ではなく、標準的な事を何度も反復し定着させ、使いこなせるようになりました。使いこなせるようになるには、何度も反復し定着させる必要が有ります。無理に難しい事をする必要は無いのです。

今回の話題が英語に関する試験を目指し、努力を重ねている受験生の方々のお役に立てれば幸いです。では🌸

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