GW も終わり、一学期も第二ラウンドに入りました。GW は順調でしたか?受験生の方は、やはり勉強が大きな割合を占める事になります。
子供がなかなか勉強しない。受験に対して家族の同意が得られない。模擬試験でなかなか思ったような結果が出ない。約束しても、子供が約束を守らない。なかなかスケジュール通りに進まない。休みの日が合わすに、旅行が楽しめない。等々。ストレスの種は尽きません。
受験生の親は悩みと共に過ごしていると言っても過言では有りません。悩みは尽きない。誰に相談したら良いか分からない。どうしたら良いの?
このブログ記事を読めば、受験生の親が抱える悩みについて、いかに向き合い、対処すれば良いのかが分かります。
二度の中学受験を経験した管理人が分かりやすく解説します。

受験生の保護者を取りら巻く環境
家族に受験生がいれば、大なり小なり受験を中心に生活が回ります。是非は別として、現実は大多数がそうなっています。
生活、日常の真ん中に受験が位置します。その為、保護者の視点も受験が中心です。子供がスケジュールを守らない、スケジュール通りに進まない。模擬試験で思ったような成績が取れない。等々。これらは、多くの場合、保護者に余裕が無い事が原因となり発生します。
とりわけ、責任感が強く、仕事や家事が大変でも何とか子供をサポートしなければと言う方の場合は、特に注意が必要です。ついつい子供に目が行ってしまい、むしろ自分に何らかのケアが必要で有るにも関わらず、事実上放置したままと言う事になりかねません。

大丈夫?見失うな 貴方の生活
中学受験生の生活は多くの場合、時期が進むにつれて、ハードモードに入ります。
授業のある日は、塾が終わるのが8時、9時と言うのも、珍しく有りません。塾か最寄り駅迄送迎と言う方もかなりいらっしゃるでしょう。帰宅後食事、風呂を済ませばもうこんな時間に。場合によっては、復習、宿題をしてから就寝と言う事になります。
5月頃から模擬試験が始まれば、月に1、2回程度日曜日も潰れます。
更に、オプション講座を取っていれば、土日のどちらか又は両方が潰れてしまいます。
これらの講座、模擬試験、小テスト等で配布されるプリントの整理、演習問題や宿題の採点(丸付け)、スケジュール管理、更には食事の準備、健康状態を含む生活管理をする必要が有ります。
ただでさえ大変な中、仕事や家事をこなしつつ、これら勉強に関するサポートをするのは相当に大変です。真面目な方程自分を省みず、猪突猛進の如く子供にフォーカスしがちです。
子供は、貴方のサポートが有るので難を逃れる事が可能ですが、貴方自身の管理は貴方自身が行うしか無いのです。中にはパートナーの協力が得られる方もいるでしょうが、なかなか以心伝心とはいきません。サポートが欲しい時に協力を得られずイライラしたりします。

求められるバランス感覚
責任感が強く、何事も抜かり無くこなそうとする方は完璧を目指そうとします。
勿論、理想に近い形にもっていけたら良いのは確かです。しかし、時間は有限で、やるべき事は尽きません。仕事、家事とのバランスが大切なのです。バランスの取り方にもよりますが、仕事、家事と折り合いを付けて両立する事が必要です。
では、具体的にはどうすれば良いのでしょうか?
そもそも誰にとっても1日は24時間です。これを物理的に増やす事は不可能です。24時間と言う前提の下、各人がプランを組みます。
その際に注意が必要なのは、バランス感覚 なのです。真面目な方や猪突猛進型の方は、とにかく前進しようとします。
勿論、前進させたいと言う前向きな気持ちはポジティブかつパワーに溢れていて素晴らしいです。しかし、受験のサポートと言う前提からすれば、いただけません。

受験生の親として
受験はマラソンに例えられます。ゴール迄は、山あり谷あり、長いレースはまだ前半戦です。長期戦で必要となるのがペース配分です。前半戦は飛ばすも、後半戦に入る辺りから急に失速し、肝心の本番を迎える頃には、親子共に失速し、戦意喪失と言うケースも有ります。
では、ペース配分に際して何か出来る事は有るのでしょうか?
ゆとりを持つ事、真面目になりすぎない事、骨格のみ大まかに捉える事が必要です。
その際に、あれもこれもではなく、必要な内容のみ炙り出すのです。
かつて、英文解釈の勉強をした時に、修飾関係を明らかにして、SVを明らかにして、文章の骨格を掴むようにされたと思います。 英文解釈のように、やるべき作業を単純化して、骨格のみ大まかに捉えるのです。
やるべき事が絞られると、割り切る事が可能になり、気持ちの切り替えも比較的容易になり、リフレッシュしようかと思いを馳せる事になります。自分の体調にも、目が行き届きます。
親子とは言え、別の人間なのです。子供はあなたの思う通りには動くとは限りません。
そのため、子供に過度の期待を寄せるのは止めましょう。仮にあなたが手厚くサポートしても、思い通りに動く保証は有りません。完璧にしようとしないのがオススメです。
子供中心の生活はやむを得ない面も有りますが、子供中心の生活は、程々にされる事をオススメします。軸を少しズラします、そうする事で、息抜きの時間を確保も可能になり、本来の目的に近づけます。

まとめ
一般的に受験と言えば、どうしても受験生本人の話になります。しかし、中学受験は親子の受験と言う側面が非常に強いです。
受験と言えば、受験生本人にフォーカスしがちですが、中学受験に関しては、親にフォーカスし、保護者のメンタル、体調のマネジメントを重ねる事をオススメします。少しでも配慮するだけでも全然違います。
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今回の記事が少しでも、あなたにとって有効な選択に繋がれは幸いです。では🌸

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