【各種試験】振り返りの必要性

 5月も中旬になりました。スタートして暫く経ちます。順調に行っていますか?

 もうそろそろ微妙になり、思いとは異なり不安になっている方もおられるのではないでしょうか?

予定通り進まない。思いの外理解が低い。どこから分かりにくいか分からない?

 不安になったら、原因を突き止め、原因解消です。その為に、振り返りが必要になります。

この記事を読めば、迷路に入りそうな方々が振り返りをするべき必要性が分かり、この時期にやるべき事が分かります。

二度の中学受験を経験した管理人が、この時期に行うべき「振り返り」について分かりやすく解説します。

現状の認識

4月に心機一転頑張ろうと決意してスタートしたものの失速と言うように、現状に問題のある方は、どのようにしてその問題点が発生したのか、考えてみて下さい。

 数学、算数が苦手と言う方は少なくないです。ここでは、ボンヤリと苦手意識のある科目全体ではなく、特に気になる核心部分に迫ります。具体的には、代数分野は得意ではないが、何とか取り組める。一方、図形は苦手。平面図形なら少しは分かるが、空間図形なんて意味不明。というケースが考えられます。

評論文のマーク式なら何とかなるが、小説はさっぱり、まして、小説の記述、心情把握など意味不明。という人もいるでしょう。

では、これらの場合、どうすれば良いのでしょうか?

必要な振り返り

 解決策としては、大まかに言って、

 ①ゴールからの逆算

 ②基礎に立ち返る

があげられます。

 ①ですが、最終目標から逆算して、今何をすべきか考える。全体を見渡す必要が有ります。

 多くの場合、基礎、基本が分かっていないため、困っています。昨年度、それ以前の学習内容が定着していない為、現在の学習内容が理解出来ないのです。

 こう言う場合は、躊躇せず分からなくなったあたり迄遡り、基礎から再確認しましょう。この場合に使う教材は基礎、基本がしっかり習得できるもの。手持ちの教材(塾のテキストや学校の問題集、手持ちの参考書)で十分な場合が少なくない筈です。適切な教材が無い場合のみ、基礎基本をしっかり習得できるものをご検討下さい。無闇に教材を増やすのは厳禁です。

 ②についてですが、既に①でも述べましたが、基礎がしっかりしていれば、今の時期に学習内容で困る事は限られる筈です。

 以前の記事でも話題にしましたが、苦手な意識が強い科目、分野は、理解の怪しい所迄遡りまず骨格をしっかり把握して、パレートの法則に従って全体の3割程度の重要部分と基本のみ しっかり押さえて、細かい所や細部は後回しにします。(今回の学習では触れません。)

 先ずは基本と重要部分のみ押さえます。

 他の科目は、テキストやノート、レジュメ(補助プリント)を用いて、重要部分から復習を重ねます。授業や過去の学習でマークやライン、書き込みがされている筈です。これをしっかり活用します。

 よって、過去に使ったテキスト等があれは、ご活用下さい。(マーク、ライン、書き込みが余り無い場合は新しい物を検討もアリです。)

まとめ

 過去の話題でも、復習の方法については何度か触れています。

 重要なのは、継続する事。複数回反復する事です。

これは、資格試験受験生にも当てはまります。むしろ、資格試験受験生の方が強く意識するべき内容です。

 今回の話題が少しでもお役に立てれば幸いです。強い苦手分野のある方は、1日30分でも、昨年度の教材の復習を振り返ってみて下さい。では。🌸

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