【高校受験】どう克服する 苦手科目 数学

11月になりました。既に後半戦に入り頻繁に模擬試験が行われています。

模擬試験も複数帰ってきて、残り時間も気になる悩ましい時期に入りました。

本番が視野に入ってきたこの時期だからこそ、今後の方針を含めてどうするか検討する必要があります。

とは言え、中学3年生が一人で判断はなかなか難しいです。

最優先は、苦手科目の克服です。苦手科目の代表格に数学があります。

数学は難しい。自分一人では簡単な問題以外はお手上げどうしたらいいの?

この記事を読めば、苦手科目の代表格、数学の対処方法がわかります。

二度の中学受験を経験した管理人がわかりやすく解説します。

数学とのつきあい方

定期試験では多くの場合、教科書や配布済みの問題集等から出題されるので、ちゃんと勉強すればある程度の点数は取れます。極端な表現になりますが問題、解答が示されているのでそれを再現出来れば足りるのです。

しかし、模擬試験や本番は多くの場合数値が変わっていたり、問題自体が複数の要素の組み合わせ、多少アレンジされているので、過去の勉強で得た知識をそのまま使えば解けると言う問題は出題されにくいです。

いわゆる「初見の問題」を解ける必要があるといわれるのはこういう事情があるからです。

試験で求められる力とは

受験となると、ついつい方法論、テキスト、問題集、塾、講習等、どうしても「初見の問題」を視野に入れた対策に目が奪われがちです。

しかし、難関校を含めても標準的な問題と基本問題がちゃんとできることが最優先です。

配点も、基本、標準で概ね必要とされる6,7割とされている学校が多数派です。

基本、標準の配点が高くない最難関でも、これら基礎、基本が出来ないと非常に不利になります。

そのため基本、標準はすべての受験生が最優先で確実に押さえる必要があります。

模擬試験で、平均点と大きく離れている分野、問題は確実に押さえましょう。

数学が苦手な方は、正答率60 か 70 %を下回る問題は無視するか後回しにします。

具体的勉強法

では具体的には何をすれば良いのでしょうか?

基本、標準的な問題を押さえるにはどうすれば良いのか?

チャート式のような誰もが持っている標準的な参考書、問題集を活用します。

これらのテキストの特徴として、標準的な例題がページの上に記載されており、下にその問いに対する解答が記載されています。

解答に至る過程の簡単な説明や、枠外に考え方、適用する定理が記載されていたりします。

おすすめするのは、

解答に至る考え方、流れを理解し解答の流れを理解する。

その後に、再度問題に戻り解答できるかやってみます。

しかし多くの場合は、かなりの問題で再現は難しいでしょう。

おすすめの勉強法は

そこで、解答の流れ、キーになる部分を理解し、「暗記」します。

解答を丸暗記するのとは全く違います。

解答の丸暗記は類似した問題までは対応できるかもしれません。

しかし、少しひねられると手も足も出ません。

今回おすすめする方法なら、この局面ではこう考える、この定理を使う、補助線を適切に引く等局面ごとに必要となる方針がわかるようになり、各自が必要とするフローチャートが手に入ります。

例題の解答が再現できるように頑張ります。

必勝
必勝

勉強の過程で解答の流れ、

キーになる部分を理解し

暗記する。

演習の際に簡単なフロー

チャートを作るイメージ。

発展的な学習は例題が解けるようになってからの話です。

仮に予定が遅れても、基本的な問題は確実に押さえられるので大けがをすることは考えにくいです。

数学が苦手な方は、手持ちの参考書、問題集でおすすめした基本的な勉強法で勉強をし、模擬試験、定期試験、塾のテキスト等で補充して過去問を検討ぐらいで本番を迎えても十分です。

くれぐれも、基本的な問題を再現できるようにする勉強を簡略化したり省略するような勉強はおすすめしません。

少なくともこの記事を読んでいる方は基礎的な勉強を省略してはいけません。

基礎の重要性を再認識する

受験では基礎が重要と言われます。

とりわけ数学はパーツを理解した上で次のステップに進めます。

とは言え、丸暗記はなかなか通用しません。

一方で、前提知識や考え方が全く曖昧なままで思考など無理な話です。

計算や簡単な文章題は手持ちの問題集等で勉強のウオーミングアップ毎日訓練してください。

受験勉強のベースは本日推奨した解答の流れを押さえていく勉強法です。

とは言え、一人ではなかなか難しい。どうすれば良いかわからないと言う方もいるでしょう。そういう場合は、数学専門のオンライン学習塾がオススメです。数学が苦手な方が対象なので、一人では厳しい場合は有益です。

〈プロ講師のみ〉数学が苦手な生徒のための個別塾「数強塾」

年末まで1か月半、受験まで長い方でも4か月という時期になりました。

残り時間が気になる方もいるでしょう。

時間は皆平等で1日24時間です。

同じ手持ち時間でも、とらえ方、使い方を変える事で状況は一変します。

残り何か月しかない後ろ向きにと考えるとパフォーマンスも低くなります。

一方まだ何か月あると考えるとパフォーマンスも高くなります。

受験は心理戦、マインドが重要というのもここらへんに理由があります。

また、今回の勉強法のメリットは出来るという自信が強くなることがあげれます。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。では🌸

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