必勝！ 中学、高校受験 絶対合格！1月の勝者 例年なら、帰省、家族旅行等夏のイベントで目白押しの時期です。昨年同様今年も少々事情が違います。収束に向かったかと思ったが、微妙な雰囲気でお過ごしの方が多いでしょうか？受験生にとっては疎外感が薄いのでメリットとも言えます。ただ、保護者目線からしたら、｢ご褒美｣として考えていたイベントが微妙・・・。悩ましいところです。
夏休みは受験の中盤戦に入った所です。各家庭で置かれている状況や環境はまちまちです。このまま進めば良いの？なかなか間に合いそうにないけど大丈夫？等不安は尽きません。
そういう中、塾では、面談や各種説明会が、中学、高校では学校説明会、オープンキャンパスが行われます。
書店では、入試関連の書籍が所狭しと並んでいます。Web上でも、多種多様なサイトで様々な視点から情報発信されてないます。
この記事を読めば、これから必要になる情報収集について必要となるヒントを得る事が出来て、膨大な量の情報に溺れずにすみます。
二度の中学受験を経験した管理人が分かりやすく解説します。
情報は多い方が良いのか？
受験に限った話ではありませんが、情報が氾濫しています。情報の入手で困ると言う事は稀です。むしろ情報の取捨選択に悪戦苦闘するのが一般的となりつつあります。情報マニアになる必要は有りません。
基本的に情報は多い方が良いです。しかし、利用する当事者にとって有用である必要が有ります。また、今現在の情勢を反映している必要が有ります。入試制度が変われば従来有効だった情報はそのまま使う事は出来ません。過去のデータや資料等については、利用可能か十分注意して下さい。活用可能なパーツについては利用すれば良いですが、変更が有った部分は除外するか、現状に合わせて適用します。必要となる情報を可能な範囲で収集して対応しましょう。
再現性は有るのか？
先日書店に立ち寄りました。ついつい受験関係の書籍に目がいってしまいました。多種多様な著者が、各自の視点から意見、見解を著されています。
その中で管理人の目に止まった書籍がありました。話題作だからか、平積みにされていました。ご自身のお子さん３人共に東大理Ⅲに合格させたノウハウ？についてのものでした。
自らの教育方針も述べられていましたが、幼少期から勉強以外のお稽古ごともさせており、教育費としてかなりの金額を投資されていました。この書籍の内容は再現可能でしょうか？
部分的にこの本の内容を借用し、著者の考え方を利用すると言うのは有りかも知れません。 しかし、今現在皆さんの置かれている状況は年齢、環境等多くの場合、著者のご家庭の状況とは大きく異なる筈です。この本の内容をそのままトレースするのは多くの場合、無理が生じ非常に危険だと思われます。こういう書籍の情報を活用するのはオススメ出来ません。各自が活用する為に必要な情報は別に有ります。
情報の取捨選択
情報の取捨選択は本当に難しいと痛感します。
情報を収集する際に、有利になればと思い親の目線で、ついつい目に付きやすい情報やお得感のある情報をピックアップしがちです。一部ですが、集客目的で痒い所に手が届くようなキーワードやセールストークで巧みに取り入って来る事がしばしばです。
但し、このような形で入手した情報は多くの場合、再現性が乏しいのが現実です。
ご自身のお子さんが置かれている状況を踏まえ、各家庭が考えられているターゲットを考慮に入れて再現可能か検討し、必要となる各自にとって有用な情報を収集するように努めましょう。当然ですが、必要となる情報は各家庭により異なります。時期によっても異なります。
注意点
以前と比べ、情報の媒体が変わって来ています。YouTubeの中にも有益な情報は幾つも有ります。軽いものばかりではなく、利用の仕方次第と言った所です。
一方で、各家庭が置かれている状況は全く異なります。Aさんの家庭で妥当する内容が、あなたの家庭で妥当する訳ではありません。
その為、皆さんの置かれている環境、お子さんの状況が類似している事例等をピックアップするように努められる事をオススメします。
逆に言うと、書籍でも、YouTubeでも、Webでも、多種多様な媒体があるので、あなたのご家庭にフィットする事例、利用可能な事例を見つける事は見つけやすくなっています。現在ベースとするのにふさわしい考え方をチョイスして、当面の軸として下さい。これはと言うものが有れば、サブとして取り入れてアレンジするのはアリです。
基礎が不十分と言う方は、環境を変えるのがオススメなのですが、現実問題として難しいと言う方も少なくないでしょう。
そういう場合、自宅にいながら有名講師の授業を受ける事ができるスタディサプリは検討の余地アリです。短時間に纏まっていて、手軽に見れる、時間を選ばずに視聴可能、価格的にリーズナブルで利用しやすいです。
また、高校受験で未だ基礎が固まっておらず、何をしたらいいかよく分からないと言う方は、個別指導で定評のある塾の説明会の覗いてみては如何でしょうか？説明会では塾のメソッド等今後の学習に役立つ内容を公表されています。入塾しなくても、入手可能です。情報収集の一貫として参加してみては如何でしょうか？
まとめ
世間はコロナ関連の話題が再燃しつつあります。とは言え、時期的に旅行や帰省の方も少なくないでしょう。この時期は行事も膨らみがちです。そんな中情報収集にはどう取り組めば良いのでしょうか？
情報収集はちょっとした隙間時間やお出かけした際に立ち寄った書店等何かのついでにする事が可能です。まとまった時間を確保しなくても、十分可能なのです。
情報収集はそれ自体が目的ではありません。収集した情報を活用して次のステージを目指すのが目的です。情報収集して得られた内容を日々の勉強や前提となる方向性の検討に当てはめ、活用して初めて価値を見出だせます。単に情報をあつめるだけでは、意味は有りません。よって、利用可能な再現性が有るベースとなりうる事例等を収集する必要が有ります。
今回の話題が少しでもお役に立てれば幸いです。では🌸
