中学受験も概ね固まりました。本命に入れた方、涙を呑んだ方、ドラマの有った方等。 十人十色、悲喜交々と言ったところでしょう。
中学受験で第一志望の合格率は3割程度です。 有る意味涙を呑んだ方が多数派です。リベンジを期すべく心機一転と言う方もいるでしょう。
リベンジを期する方の中には、何から始めたら良いの?どうすれば良いの?と悩んでいませんか?
また、繰り上げ合格の方は、このままで大丈夫なの?新天地で苦労しないかな?と悩んでいませんか?
この記事を読めば、今何から始めたら良いのか、各々具体的に何をすれば良いのかが分かります。

中学受験の振り返り
中学受験で第一志望に合格する確率は3割以下。組み合わせ如何では、非常に厳しい結果もあり得ます。つまり、誰にでも起こりうるのです。
中学受験は有る意味特殊な能力が求められます。中学受験で求められる能力は一般的では無く、受験時点での指標の比較に過ぎません。 能力の評価が固定されてしまうと言う事では有りません。能力は変動します。
意に沿わない結果に収束した方は、中学受験の結果が確定したら、縁の有った場所で頑張るのです。リベンジを期すべく虎視眈々と。

新天地でどう過ごすか?
4月からの居場所は、十人十色。本命に合格した方、チャレンジ校は涙を呑んだが、想定の範囲内に決まった方、意に沿わず想定外の学校に進む方、落胆していた所に繰り上げ合格の連絡がありサプライズを経験した方等。4月からの過ごし方も十人十色。
本命に決まった方とリベンジを期すべく頑張る方では当然過ごし方は異なります。
本命に決まった方は、学校行事、部活、課外活動等頑張って下さい。といきたい所ですが、本命校ならライバルとなる同級生もある程度以上のレベルの筈です。よって、最低でも落ちこぼれないよう、それなりに勉強が必要です。
チャレンジ校、本命校は涙を呑んだが、想定の範囲内の進学先に決まった方は、実力相応なので、比較的余裕を持ってスクールライフを送れる筈です。しかし、想定の範囲内なので、理想とする進路次第では、学校で上位、偏差値でもそれなりの数字がだせるように、先ずは出された課題をしっかりこなし、何か一つでもテーマを決めて、続けてみましょう。基礎英語を聞くでも、英語、数学等科目を決めて先取りする等。
落胆していた所、繰り上げ合格の連絡を貰い、サプライズを経験した方は、希望に近い進路ですが、繰り上げ合格なので、ついていけるか、取り残されないか不安になりがちです。やはり学校でついていけるように、各科目の課題を確実にこなし、授業の復習をしっかりやります。
意に沿わず想定外の学校に進む方は、当然の事ですが、しっかり計画を立ててこなします。 良し悪しは別にして、やはり塾の活用は必須と言わざるを得ません。どこを目指すかによりますが、ターゲットに対応可能な塾を選びます候補を幾つか選び、説明会に出席して、一番良い塾を選びましょう。また、通う学校でも、授業をしっかり聞き、効率的に復習を繰り返し、上位を目指します。勿論勉強一色にする必要は有りません。色々経験して充実したスクールライフを過ごしましょう。但しターゲットによっては、早い段階から勉強にシフトした生活を送らざるを得ないです。
塾を選択する場合は、各人の能力を最大限伸ばしてくれるような、個人の個性に着目して指導して貰える塾を選択しましょう。そういう点から坪田塾はオススメです。
学年ビリから難関校を目指すなら【坪田塾】

悩ましい?繰り上げ合格
各校の入試結果が発表され、入学意思の確認が行われて、実際の入学者が固まります。その段階で基準点には達していないが、合格保留状態の者を繰り上げて合格させる事が有ります。 いわゆる「繰り上げ合格」です。
学校側からの連絡は、合格発表後、数日から行われます。電話により連絡が有るので該当する可能性の有る方は、注意して下さい。
連絡が有った場合、時期的に少し複雑になりがちです。入試は一定期間、連日連投が続きます。また、入試に関する手続きは日程的に必要にタイトです。
悩ましいのは、他校に入学の意思を固め、既に入学金を納入済の場合です。入学金は安くはない金額であり、基本的には返って来ません。 ご家庭によっては、更に追加で負担するのは、厳しいと言う事も想定されます。
一方で、連絡を受けて子供が舞い上がってしまい、気持ちを切り替えてしまった場合、非常にやっかいです。
大人の事情を子供が汲み取る事は考えにくいですが、無い袖は振れません。
緊急に家族会議、話し合いの場を設け、すり合わせをしましょう。魅力的な選択肢だが予算的に非常に厳しいとか、どうしても進学したいとか、出てきた意見を基に、入学後は学校の授業中心で、基本的に塾は利用しないというように、すり合わせを行います。最後は、どちらかが折れます。
教育は聖域化しやすく、中学受験は「狂喜」と「経済力」で形成されると揶揄されます。そういう側面が強い事に十分ご注意下さい。無理を重ねるといつか破綻しかねません。

新しい門出を迎えるにあたり
大多数の方は4月からの居場所が決まりました。悲喜交々ですが新しい門出です。 心機一転頑張りましょう。過去と他人を変える事は出来ません。しかし、未来と自分を変える事は出来ます。各人置かれている状況は千差万別です。各人が必要な内容を選び出し、優先順位を付けて着実にこなしましょう。
また、新たな居場所で、三年間又は六年間過ごします。どうか学校行事、課外活動等も頑張って、有意義なスクールライフを過ごされリベンジを果たされる等各人が目標を達成される事を祈ります。
今回の記事が少しでも再出発のお役に立てれば幸いです。
