夏休みも終わり。新学期ですが、今年はリモート授業で再開と言う学校もあるようです。
夏休みは計画的にすごせたでしょうか?なかなか計画通りに行かないのが現実です。
状況は異なれど心機一転、再スタートです。 今回は再スタートに当たり、方向性を誤らないように、再度 情報収集 についてフォーカスしてみました。
昨年度中学受験の振り返り
昨年度中学受験について、某中学について。 同校は大阪のとあるベッドタウンに存する歴史ある、関西では人気の高い中学です。
また「英語型入試」で有名な中学です。
ここ数年は20人程度の志願者で10から16程度の合格者、競争率は2倍弱。
ところが、昨年状況が一変しました。 30名強の志願者にも拘わらず、合格者は14名。競争率は2.2倍に。例年なら引っ掛かる人が涙をのむ事になったようです。
一部サイトでは、英語型入試に対する批判的な記事が上がっていました。
何が起こったのでしょうか?

分析
合格者の減少には原因が有るのでしょうか?
数年間の志願者、合格者の推移は同様の動きを示しています。
学校の内部に目を向けてみると、英語型の合格者は、入学直後は厳しい成績に甘んじる事もあるようです。
しかし、英語型の入学者は ①燃え尽きていない。 ②伸び代が大きい。
その為、一年後には英語型の生徒には成績優秀者が比較的多いのです。
一方、聞き及ぶところによると難化する前年、つまり一昨年の入学者がここ数年と比べて、今一つだったので英語型を絞り、一定以上のレベルを確保しようとしたような話も有ります。
これは、在校生、学校からの話によるものなので信憑性は高いです。
何らかの原因があり、結果が発生しています。ある意味不可抗力によるものなので、自分ではコントロール出来ません。
必要な情報
仮にこれら一連の情報を入手していれば、どのように対処出来たのでしょうか?
一部サイトでは、一般枠の合格者を減らして、高く見せる事が目的と言う見解が出ていました。やっかみと言うか、やり場の無い憤りと言うのでしょうか?
本来的には、多様な生徒を確保する事により学校の活性化に繋がると考えているようです。
その為、学校を高く見せる為だけに、定員操作をするとは考えにくいのです。
同校では、定期的に学校説明会を行っており、席上同趣旨の話題があったようです。 ただ、在校生の状態(イマイチのレベルである事)についてはインサイダー情報なので、一般的には入手困難ですが。
説明会は塾主催のものもあり、必要に応じて参加し情報収集して下さい。
具体的にやるべき事
適切に情報収集すれば、やるべき事は固まる筈です。
その内容は、現在のレベル、時期、併願校、等により異なってきます。
軸がしっかりすれば、周りの騒音は気にならない筈です。
一般的には、受験先のレベル、出題傾向、併願先をもとに、自分のやるべき課題を固めます。
まとめ
秋以降色々な情報が流れて来ます。中には有益な情報も有りますが、怪情報、奇情報も多数含まれています。
有益な情報を収集し、怪情報、奇情報を排除するにはどうすれば良いのでしょうか?
月並みですが、アンテナを高くして、各情報を背景から意図するところ、真意を汲み取り、再度検証してみます。
この段階に至れば、少なくとも、怪情報、奇情報は排除されると思われます。
とはいえ、多数の情報、事例を収集する必要が有ります。そのため、様々なシチュエーション、場所から情報を収集してみましょう。
秋以降時期に応じて、適切に行動できるように、繰り返し取り組んでみましょう。
今回の話題が少しでもお役に立てれば幸いです。では🌸