【受験生必見】あなたの成績は何故伸びない?

随分暖かくなったと思っていたら、寒の戻りが厳しいそんな天候不順で体調崩していませんか?新生活には慣れましたか?環境の変化に戸惑っている方も少なくないでしょう。

無理をせずに、少しずつ慣れていきましょう。

さて、受験生はいよいよ新年度のレギュラー授業も始まりゴール目指して動き出します。ゴールは遠いように見えます。一方でリミットが有り、「時間が無い」と言う事になりがちです。

新たにスタートし、やるべき事が増えてきた。模擬試験も始まり、思ったような成績が取れない。どうしたら良いの?ノウハウに関する情報は多数集めたが、何を信頼し、どう活用すれば良いのでしょうか?

このブログ記事を読めば、成績向上に関するメカニズムが分かります。勉強に関する指針が掴めます。

二度の中学受験を体験した管理人が分かりやすく説明します。

中高一貫校に入ったものの

新生活が始まり、新しい環境にも慣れたでしょうか?環境に慣れたものの、入学して改めて認識する事が有ります。

各種テストを受けたら、意外に成績が伸びず、苦戦と言う方が少なく有りません。それもその筈、周りは皆入試を突破した方ばかりです。その上入学後暫くの試験は、中学受験の内容と重複しており、上位合格者は入学当初はやはり有利なのです。

入学試験を突破し、意気揚々と入学したものの成績はイマイチ。そんなこんなで、ついて行けるか不安と言う事になりがちです。親子共に慌てる事も少なく有りません。親の暴走とも珍しく有りません。塾巡りや参考書買い漁りが現実のものとなります。迷路に入ってしまいがちです。

親子共に慌てる、苦悩の実態

入学したは良いものの、想定外の事態に慌てる事に。親子共に迷走が始まります。塾に通っても成績は伸びず、塾に通いつめたにもかかわらず、なかなか好転しません。一生懸命頑張ったのに一向に上向きません。何が悪いのでしょうか?

原因が分からず、解決策が見いだせないのでどうしたら良いか分からず、物理的に量を増やして対処しようとします。しかし、上手くいきません。

そもそもどこがいけないのでしょうか?

一般的に塾は、授業が行われ、受講後に復習して習得する事を想定しています。

多くの場合、授業はちゃんと受けます。帰宅後復習する筈ですが、夜遅い事もあり、しっかり勉強したから、ゆっくりしたらとなるのです。学校が終わってから、塾でもしっかり勉強をしてきた。一生懸命頑張ったから、帰宅後ぐらいゆっくり休んだらと言う感じです。一見問題は無いようですが?

しかし、このスタイルが十分機能していないのです。 

認識の甘さ

一見何の問題も無いようですが、何かまずい所が有るのでしょうか?

はっきり言えば、親の対応も、親子共認識も、どちらも甘いのです。

本来的に、塾は授業を受けて、復習し、更に習得した内容が実際に使えるか問題演習をして、出来なかったら、質問して、疑問点、不明点を解消し、再度自習して問題演習をしてみると言う一例の流れになっています。

授業を受けただけでは、未だに何も始まっていないのと同じです。つまり、復習をしなければ勉強していないのと同じなのです。

つまり、帰りの電車か帰宅後に必ず授業のノートを見直す等、言われた事を必ずやってみる必見が有ります。

授業は納得する場所であり、自習をする事により初めて実力がつきます。単に授業を受けただけでは、当然ながら実力は付かないのです。

復習の重要性

一般的には、試験の直前にまとめて復習をする事が多いようです。しかし、これでは余りに非効率です。

かの有名なエビングハウスの忘却曲線からも明らかな事ですが、学習して1日経過すれば、学習した内容を大幅に忘れてしまいます。

つまり、知識を確実に定着させる為には、学習して1日以内に復習する必要が有ります。

最も効率的なのは、授業終了直後にノートを見直し、授業の内容を思い出すのです。夜遅いなら帰りの電車に座れるなら帰りの電車で、座れないなら電車内では、授業の内容を回想し、帰宅後就寝前にノートの見直しや簡単な問題演習をやります。

授業を受けただけでは、まだスタートラインに立っていません。この事実を強く認識しましょう。塾の有る日でも、簡単な復習でも良いので必ず復習をします。学習の中で最も重要なのが復習なのです。

超難関合格者が知っている事

最難関中学に合格するような人は、中学受験と言う観点からは、非常に優秀な場合が多いです。

中学入学後も、授業を受けただけで、頭に入るので、「自分は頭が良い。」と思い、自分はやったら出来ると考えるので、余り復習をしません。

一方で、超難関大学に合格する人の特徴は?ある事実を認識しています。では、何を認識しているのでしょうか?

彼らは

すぐ忘れると言う事 

認識しています。

自分はさほど頭が良く無いと認識しているから、必要な知識が定着してもすぐ確認します。

不安だったから、同じ内容を何度も繰り返します。この繰り返しなので、結果として伸びていきます。

小利口な子とは対称的なのです。

ちなみに、昨年度の超難関校のトップは補欠合格者でした。

何度も見直し、同じ事を何度も繰り返したのです。自分はそんなに頭が良くない事を知っていたから、何度も繰り返したのです。

                                               

継続は力なり

超難関大学合格者は概ね2通りに大別されます。1つは天才的な場合です。一度聞いたら内容は把握出来ます。授業だけで、超難関大学の過去問もこなせて、サラッと合格してしまうケースです。受験期でもガッツリ勉強せずに、通過します。中学受験でも、塾なしでサラッと超難関を突破したケースです。

もう1つは今回取り上げた、自分はすぐ忘れると言う事を知っている、努力家型の秀才です。

前者は、日本を代表する超進学校でも学年に数人程度です。ターゲットとするには、相応しく有りません。

ターゲットにしうるのは、後者です。自分はすぐ忘れると言う事を認識して、コツコツ継続し続けていきます。正に継続は力なり です。

謙虚さ 不安 継続 がキーワードです。謙虚に継続を続けてみましょう。再確認ですが、復習は重要です。定着させる為には、複数回の反復が必要です。成績向上は意外に基本的な事の繰り返しと言えます。

受験勉強で一番重要なのが復習です。学習のサイクルの中にしっかり復習を組み込んでいる塾は検討の余地有りです。

【中学受験】進学教室浜学園

今回の内容は、中学受験、高校受験、以外にも大学受験、各種資格試験受験にも有用なノウハウです。内容は単純ですが、やっている方は極めて少ないと思われます。

今回の話題が少しでも、皆様の成績向上、ステップアップのお役に立てれば幸いです。では。

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