人はどうしても他人と比較してしまいます。勿論、勉強を進める上で苦手分野は補強する必要が有ります。最近帰国した帰国しての場合いくつかの科目では、滞在していた時の状況次第では、一般的な受験生と比較した合、大きな差があることが有ります。その為、いくつかの学校ではそのハンデを考慮に入れて、いわゆる帰国生入試を実施しています。
勿論、帰国生受け入れによる学校の多様化というメリットも有ります。一見ハンデと思われた事象がメリットに転化する事も有ります。
とは言え、一般的にハンデは重くのしかかって来ます。ハンデはやはり重荷なのでしようか?今回はハンデについて考えてみました。
・意識しがち
他人と比較して、自分が大きく遅れていたり、弱い場合、強い劣等感や引け目を感じてしまいます。
ハンデには、努力で回復可能な内容と、個人の努力のみでは克服不可能な内容に大別されます。
・個人の努力のみでは克服不可能なハンデ
身体的な疾患や疾病が関係する場合、個人の努力や意思でほ何ともしがたい場合が有ります。こういうカテゴリーの場合、手法は予定変更してルートを検討する、即ち本来求められているルートを避けて、現状で戦えるルートを模索します。例えば、選考の際に差が出にくい項目を選びます。
このカテゴリーの場合現状を前提に戦う事は出来ないのでしょうか?
かつて、京都だったか?盲目護士がいました。産まれながらに大きなハンデを負っていながら、かなり時間はかかったけれど、見事に司法試験に合格したのです。
彼は産まれながらに盲目だったため、生きていく為に、一度聞いたら忘れない体質になっていたのです。大幅なハンデをリカバーする強い能力が活用出来たからこそ出来たのです。
このようなケースは残念ながらかなり限定的で一般的には適用するのは困難です。
・個人の努力で克服可能なハンデ
主として経済的事情や、災害、家庭の事情が影響する場合が有ります。
親が原因?の場合は特待生や給費生を目指し、少し迂回しても、最終目標達成を目指すのです。一般的に当初ターゲットにしていたチャレンジ校や本命校と比べたら、トキメキや世間体は少し諦める必要が有ります。
最終目標は何ですか?一時的に妥協を受け入れる必要があっても、最終的なゴール🏁を目指します。
コロナ渦で経済的に厳しい家庭も少なくないでしょう?かといって、この数年間の努力を簡単には諦めきれないでしょう。この場合、選択出来る学校は昔の基準からすれば納得しがたい ものかも知れません。しかし、その学校がこどもにとって楽しみながら?頑張れる学校なら、当初のターゲットより良いパフォーマンス あげる事が期待出来ます。新たに選択した学校が本人にあっていることが有ります。最後は本人の個性、性格、気質を踏まえて検討して下さい。

・まとめ
近年は天災やコロナ渦の下家計の状況が急遽激変することが有ります。
今回お示ししたかったのは、直線的なルートでは難しい場合も、少し視点、矛先を変えてみるのです。
単に無理だ。諦める。ではなく、視点を変えて、チャンスをつかみにいくのです。
近年、気象状況の変化や、想定さえしなかったコロナ渦、何が起こるかわからない状況が続きます。
来年、再来年何が起こるかわからない状況です。仮に、全く想定外の状況がおこっても、視点を変えてターゲットへアプローチを試みるのです。
その際は、最終目標を認識し、最終目標達成へのルートを逆算して幾つかの可能性を検討してみる。出てきた各々の可能性について、検討してみました。
今回の話題が少しでもお役に立てはば幸いです。では。🌸