徹底解説 本試験 間際の過ごし方

いよいよ前受校の本番が始まりました。今持てる力を発揮するには?親子共にソワソワしがちです。しかし、焦っても仕方ありません。

やるべき事はやった筈。とはいえ、落ち着かない。どうしたら良いの?

この記事を読めば、少しでも、焦る気持ちを低減でき、本来望ましいと思われる平常心に近い気持ちで本命の本試験に望めます。

事前準備

多くの場合複数校を受験と言うのが一般的でしょう。遠征や宿泊を伴う場合は、確認、再確認が必要です。確認しておかないと、意外な所であたふたしてしまい場合によっては足をすくわれかねません。思い込みが怖いのです。必要な内容は全て把握していると思っていても、押さえきれていない項目やイベントはどうしても生じがちです。

数日間連投の方は当然ですが、比較的余裕の有る方も、必ず確認して欲しいのが日程スケジュール表です。

日程スケジュール表とは? 各校の受験日、集合時間、終了時間、合格発表日、入学金納入期限、登校日等一連の流れを纏めたものです。

直前期は親子共に極限に近い状態と言う方も少なくないでしょう。そんな状態では、残念ながら漏れ落ちが生じてしまいます。

望ましい事ではありませんが、本命とチャレンジ校に及ばなくて、併願校に引っ掛かったが、特進には及ばず。しかし、残り数回特進にチャレンジする機会が有る。その期限が明日の夕方と言うように、日程がかなりタイトなのです。

その為、本番連投の前週間に、この日は誰がどう動く(何をする)と言うように、確認するのが理想です。○日 9時T中学(母同行) 12時終了。 15時 S学園(母同行) 19時終了。   △日 10時 T中学発表(父) 14時 N学園(母) 18時 終了。と言う具合です。可能で有れば、何も考えずに機械的に動けば良いくらいに落とし込んでおくのが理想です。

まだ、簡単なスケジュール表すら作成していない場合は、簡単な物で良いので必ず作成する事をオススメします。親子共に平常心でいるのは、至難の技なのです。当日は判断等する必要の有る作業は可能な限り減らします。機械的にやるべき内容だけに収束させるのです。

併せて、本番が続く数日間は親一人ではかなり厳しいです。家族、親戚等の協力は欠かせません。今頃になってですがお願いできる人がいる等対応可能なら、お願いしましょう。

実行可能なやることリスト4選

本番を含む数日間は普段にも増して、普通であり続ける事が重要です。逆説的ですが、意識的に行動を取らなければ、入試直前に普通であり続けるのは相当困難です。

本番で普段通りの実力を出しきるのには、平常心が必要不可欠なのです。ではなるべく普通であり、平常心を確保できるようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

① 直前は、勉強量を減らす

直前は、勉強量を減らすのがポイントです。 基本的には、試験は朝型です。朝型に合わせて、体調を調整するのが重要なのです。遅くまで起きて勉強するより、早めに寝て朝型にシフトするのがこの時期の最適解と想われます。

直前に大量に詰め込むのは、社会以外はあまり得策ではありません。状況により必要な方もいるでしょう。その場合も無理の無い範囲でやる事をオススメします。

普段と違う事をするのはマイナスです。勉強量を若干減らし体調管理に配慮するのは、有効であり例外的に認められます。

② なるべく睡眠時間を確保する。

試験前日や当日は移動等時間がかかり、なかなか早めに寝ると、言うのは難しいです。極力体調を考えて早めの就寝を心がけましょう。睡眠は体調に大きな影響を与えます。高いパフォーマンスをあげる為にも、長めの睡眠時間です。

③ 風邪、インフルエンザ等に注意

この時期は例年風邪が流行りがちです。風邪にかかってしまうとパフォーマンスが大きく下がってしまいます。風邪、インフルエンザ等にかからないように留意しましょう。うがい、手洗い、マスクは欠かせません。

④ 新しい事はしない

新しい事はしない事が大切です。今までやった事の総復習をしましょう。勘違いしがちな所を再度確認しましょう。あれもこれもやるのではなく、模擬試験、過去問、教科書、参考書から各自必要箇所を復習しましょう。難問、奇問、珍問は相手にしない事です。時間は有限です。

①直前は勉強量を減らす        ②なるべく睡眠時間を確保する     ③風邪、インフルエンザ等に注意    ④新しい事はしない 

最適解は異なる

上記4項目は、実行可能な内容ばかりです。 心がけ一つで有効な内容ばかりです。各人置かれている状況は異なります。万人に共通の最適解は有りません。各人が置かれている状況、本人の性格、体調等を前提に判断して、適用可能な内容を導き出して試してみて下さい。

直前期 やはり重要なメンタル

直前期はかなりセンシティブになりがちです。親子共に非常にナーバスになりがちで、ついついマイナスに捉えがちです。

親子共にパニックと言う状況も有りがちです。

落ち着き、平常心を確保するのが最優先です。

前向きに捉えるだけでも、結果は大きく異なる筈です。

意図的に自信を確保できるような行動を取りましょう。ある程度出来ている教材を再度確認する、過去問、模擬試験の標準的な問題を確実に潰す等有効なツールはケース毎に異なります。

入試は水物です。まさか がつきものなのです。まさかが生じた時に役立つのが自信です。

平常心に基づく自信が有用なのです。

今回の記事が少しでも、不安でいっぱいの期間を乗り切るのにお役に立てれば幸いです。

二人三脚で頑張って下さい。幸運を祈ります。

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