夏休み直前です。本来なら、オリンピック直前と言う事もあり、もう少し盛り上がり?が有るかなと思いますが、コロナの影響で驚く程静かです。夏休みの気配も乏しいです。子供たちもワクワク感は希薄です。
とはいえ、もうすぐ夏休み。一学期お疲れさま。反省点を認識して次にいかしましょう。 夏休みに入る前に一学期の総括として三者面談が有ります。今回は総括の場である三者面談にフォーカスしてみました。
捉えかた
時期的に丁度三者面談の最盛期?か、もう終わったよと言う方もおられるでしょう? 三者面談にはどういう意義があるのでしょうか?学期の終わり近くに実施される三者面談。生徒の立場からすれば、正直なところ多くの場合少し嫌な時間でしょう。
しかし、第三者である先生の指摘はある程度の客観性が担保されています。
自身の認識は、自分に甘いところが有りますが、先生の場合自分よりは客観的です。方向性は尊重して下さい。利用については若干注意が必要です。
注意点
三者面談の場で指摘された内容、注意された内容は基本的には尊重して、計画を立てて取り組んで下さい。
但し、多くの場合先生は控えめに指摘される事が少なくないでしょう。流石に、保護者の前で面と向かって余りきつい事は言えない筈です。よっぽどな場合ははっきり言われるでしょうが・・。
つまり、指摘された内容を額面通りに受け取らないで下さい。

どう修正するのか?
保護者様は各々多様な社会経験を積まれているので言葉の行間を読めます。状況に応じた適切な意味を把握できる筈です。
こう言う指摘内容だったけど、「うちの場合はこのように捉えるのが相応しい。よって計画では○○は昨年の学習内容まで遡り基本的な問題は確実に取れるようにしよう。」と言う感じです。
塾の三者面談の場合
受験生の場合、チャレンジ校をめざしたい場合なら、夏休みは底上げの最後のチャンスです。比較的纏まった時間が取れる最後のチャンスです。夏休み以降でも、底上げは可能ですが秋以降を考慮したスケジュールを前提にすると、残り時間は殆ど無く夏休み以降に取り組むのは非常に厳しいのです。
受験生でも低空飛行の場合、指摘内容は重く考えて下さい。指摘内容が一学期の復習をしっかりなら、間違っても一学期の復習のみで終わらせてはいけません。不振の原因は、昨年、一昨年の学習内容が不十分である事に起因します。場合によっては更に遡る必要が有ります。
何れにしても、学習すべき量は相当なものになる筈です。併せて、学習習慣がついていないケースが主流でしょうから、習慣付けからです。朝、昼、夕方、夜に小分けして毎日コツコツ継続します。苦手科目、分野は基本のみ継続して潰します。夏休みは大きなチャンスです。

学校の三者面談の場合
受験生の場合、ウィークポイントは幅広く取り入れ、確実に潰します。塾では学んでいる科目は、目指す所と現状を踏まえて計画を立てて下さい。塾が補習中心で授業のサポートのみとか、サポートが乏しい場合は学校の先生の指摘内容も十分考慮して計画を立てて下さい。
受験生以外の場合、この段階ではあまり厳しく指摘されないでしょう。しかし、客観的な資料(成績、模擬試験の成績)をもとに、ウィークポイントは確実に潰します。受験生程広くする必要はありませんが、基礎が弱い方はしっかり潰します。今やっておくと来年以降楽になります。学習習慣を付ける事が目的でも有ります。
まとめ
受験はある意味戦略です。戦略を練るためのツールは、模擬試験、定期試験、入試説明会等様々です。その中でも三者面談はコミュニケーションが介在する資料です。可能な範囲で先生(学校)の見解を聞き取って下さい。勿論学校の見解は万能ではありませんが、意図するところを汲み取り上手く取り入れたら、ステップアップに繋がる筈です。やるのは今です。
今回の話題が少しでもお役に立てれば幸いです。是非とも有用な計画を立てて効率的な学習を進めて下さい。やるのはいつです?
今。今ですよ。では🌸