初心者講座🔰中学受験の始め方

慌ただしく正月🎍が過ぎ去りました。１月中旬頃、関西では私立中学入試が行われます。来年は自分の番だけど、何をしたら良いのか？初めての中学受験であたふたして、焦るばかり。

この記事を読めば、初心者で有っても中学受験のガイドラインが分かり、何をしたら良いのか分かり、迷走する事は無くなります。

現状認識の必要性

関西では、解禁日である１月中旬に本番を迎えます。意外と忘れがちですが、そうなのです。

来るべき時まで残り１年を切っています。

焦らせるつもりは全くありません。

しかし、現実を認識して対処していく必要が有ります。

置かれた状況の下、必要な情報を収集し方向性を見極め、着実に潰していく必要があります。必要な情報収集は親が行う必要ありなのです。

敵を知り、己を知らば百戦危うからず

私立中学は各校毎にかなり個性が有ります。　偏差値の近い学校で有っても、立ち位置が全く異なる場合が有ります。こういう事情もあり、学校別の対策が必要になり、有用な場合が少なくないのです。志望校次第では必須とさえ言えます。

本命、チャレンジ校について、どんな特色を要するのか？どんな生徒が求められるか？過去問、学校案内、説明会資料等から、読み解いていく必要が有ります。学校によっては入試説明会等の説明会で詳細な説明がなされます。

学校説明会、塾、専門誌、各種サイトから情報を入手して、お子さんの状況に合わせて適宜アレンジして見極める必要が有ります。

・その時期に相応しい形で利用する

春先なら、細かい所は気にせず大掴みに捉える必要が有ります。また、勉強は各科目とも習慣化させるのが先決です。常にTPO を意識する必要が有ります。

一般的に計算は落としてはいけないとされていますが、夏以前の早い時期なら、先ずは正誤より?ウィークポイントが判ってラッキー位で良いのです。(勿論ウィークポイントは対策し、正答率upを目指します。)

つまり、ここらへんの｢さじ加減｣が求められているのです。親は行間を読み、取捨選択するようにします。

・塾を主体的に利用する

子供の為と思い、塾の言うままに講座、講習をとってしまう。これは中学受験アルアル。

複数のクラスがあり、来年も当面は下のクラス確定なら明らかにお子さんはその塾の｢お客様｣です。

下のクラスで有っても、主体的に利用し、その子にとって有用なら当面問題はありません。

しかし、多くの場合は大手塾でも下のクラスには、騒ぐ子、授業妨害する子、サボる子が存在します。そんな空間で頑張れますか？　　　　朱に交われば赤くなるです。

前年度のカリキュラム終了時に、頑張って上のクラスを目指すか、転塾を検討する必要が有ります。現状維持では敗戦の気配濃厚です。

夏期講習等の講習も、講座の取りすぎには十分注意です。極論すれば、成績向上に役立つ講座以外は不要です。カリスマ講師の講座も成績向上に直接役立たないなら一切不要です。

ここは親の本領発揮。｢さじ加減｣が重要です。仮に塾側から、オプション講座を薦められたらどうすれば良いか判らない？

こんな場合は、お子さんの苦手分野払拭に役立つなら検討の余地ありです。一方苦手分野払拭に、役立たなかったら、もはや検討の余地は有りません。即不要です。

役立つかどうか分からないオプションを採る位なら、過去に使用したテキストの復習を、可能なら複数回反復した方がよっぽど有用です。

中学受験では、塾を利用せずに乗り切るのは事実上困難です。受験産業については賛否分かれますが、現実問題としては何らかの形で利用せざるを得ません。

塾が受験生活に浸透していますが、問題なのは有る意味のめり込んだ利用です。　　　　　　　時が流れ、算数だけが大きく劣っているとか、国語の記述が全然等と言う場合、家庭教師や他塾の単科を利用する方が少なくないのです。

他塾や家庭教師を利用する事により成績が上がれば良いのですが、むしろ下がったり、停滞する事が珍しくないようです。

一般的には、自分の属する塾で通常の授業を受けて、それなりの量の課題をこなす上に、他塾や家庭教師が入れば手が回らなくなります。追加したオプションが負荷になってしまい、足枷のような状態になってしまっています。完全にオーバーフローで、勉強自体が嫌になってしまいかねない状態です。これでは本末転倒です。

受験は有る意味｢情報戦｣です。情報の波に飲み込まれないように取捨選択して下さい。

個々のサービス自体は魅力的で有っても、今受けているサービスと組み合わせたら、話にならないような状態が選択肢に見えてしまうのです。個々の主張は魅力的な場合でも、全体として妥当かどうか要検討です。

微力ながら、当サイトも参考になる情報発信を出来るように頑張ります。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。では。🌸